印刷の手間・紙代の節約ができる電子印鑑のメリット・デメリット

印刷の手間・紙代の節約ができる電子印鑑のメリット・デメリット

フリーランスの方は請求書を印刷して捺印しているという方が多いと思いますが、電子印鑑を使えば印刷をする手間がなくなります。電子印鑑を使用するメリット・デメリットの解説、無料で作成できる電子印鑑作成サービス・ツールを紹介します。

電子印鑑とは?

電子印鑑はパソコン上で使用できる印鑑のことです。
通常、印鑑は紙に捺印するものですが、パソコン上に印鑑のデータを取り入れることでパソコン上で捺印することができます。

電子印鑑のメリット

例えばPDFやExcelで作られた請求書に捺印する場合、印刷しなければなりませんが、電子印鑑なら印刷することなく捺印ができるというメリットがあります。
わざわざ印刷しなくても済むので手間を省けますし、紙代やインク代の節約にもなります。
プリンターを持っていない方はコンビニやネットカフェに行って印刷する手間がなくなるので、電子印鑑はとても便利だと思います。
2005年4月1日から施行された「e-文書法」により、電子文書に捺印することも可能となっています。
捺印は紙媒体でなければならないというこれまでの概念から、紙を用いない電子印鑑の利用が着実に進んでいます。
まだ知名度がそれほど高くありませんが、これから利用者が増えていくことが期待されています。

電子印鑑のデメリット

電子印鑑を導入するには費用がかかる点、OSによっては制限がある点、実際の陰影と異なるといった点が挙げられます。
実物の印鑑と同様、不正利用されるリスクもあります。

Web印鑑

「Web印鑑」は名字を入力するだけですぐに電子印鑑を作ってくれる無料サービスです。
書体は「古印体」「印相体」から選択可能で、色は朱・赤・紅の3色から選択することができます。
同じ名字でも作成するごとに微妙に異なっているので、重複はしないようにできています。
注意点は個人使用・企業内での使用は可能ですが、商業利用はできないという点です。


http://www.hakusyu.com/webmtm/

Excel電子印鑑

「Excel電子印鑑」はExcel上で電子印鑑の作成・押印ができるフリーソフトです。
丸型、小判型の印鑑に対応、40色から選択可能、全てのフォントに対応しているので自由に印鑑のスタイルを選べます。
入力した内容はリアルタイムでプレビュー表示ができるので、出来上がりを角印しながら作成できます。
押印したいセル上で右クリックして「認印押印」を選ぶだけで押印ができるので便利です。
Excelで請求書を作成する時などに使えますね。


http://soft.officelabo.net/soft10.html

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