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事業を成功させるための新しいマネジメント手法・リーンスタートアップの概要、メリット・デメリット

事業を成功させるための新しいマネジメント手法・リーンスタートアップの概要、メリット・デメリット

新しいマネジメント手法として、シリコンバレー発のリーンスタートアップが注目を集めています。日本ではリーンスタートアップを取り入れている企業はまだ少ないですが、日本でも浸透し始めています。新規事業立ち上げの方法のひとつであるリーンスタートアップの概要、メリット、デメリットを解説します。

リーンスタートアップとは

リーンスタートアップはアメリカの起業家であるエリック・リース氏が提唱した概念で、新規事業のスタートアップの新しいマネジメント方法です。
一般的なスタートアップの方法は事前に綿密に計画を立てた後に事業立ち上げをしますが、もし製品やサービスが市場のニーズにマッチしていなかったり、仮説が的を得ていなかった場合、開発にかけた時間や労力、費用が無駄になることがあります。
もちろん仮設や狙いがピッタリ合っていれば良いのですが、予算と時間をかけるほど市場の予測を読み誤った場合の損失が大きくなります。
これで完璧だと自負する製品でも、ユーザーのニーズに沿っていなければ成功するのは難しくなります。

リーンスタートアップは新規事業の無駄を最小限に抑えるため、ユーザーの反応や声を聞きながらニーズに合っていない部分を軌道修正していきます。
仮説が合っていれば継続、間違っている場合は軌道修正することで成功する確率を高めます。
スモールスタート=最小限の規模でスタートし、検証と修正を短いサイクルで繰り返して市場にマッチする製品・サービスに成長させます。

リーンスタートアップのメリット

リーンスタートアップで新規事業に参入するメリットは、仮説が間違っていた場合に発生する無駄を最小限に抑えられることです。
100%ユーザーのニーズにマッチした製品・サービスを最初から投入するのは難しいため、スモールスタートで小さな失敗を繰り返しながら最終的にユーザーが求めている製品・サービスに昇華させていきます。
多くの予算と時間を割いて市場に参入したもののユーザーに受け入れられず軌道修正が難しい状態だと傷が深くなりますが、軌道修正が可能な段階なら失敗しても傷が浅くで済みます。

リーンスタートアップのデメリット

リーンスタートアップは見切り発車とまではいかないものの、先行きが見えないためどうしても不確定な要素が多くなってしまいます。
不確定要素も含めて検証と軌道修正を繰り返して成功へとつなげるのがリーンスタートアップのメリットでもありますが、当初の目的とはズレていってしまったり、ゴールを見失う恐れがあります。

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