クリック率とは
クリック率はインターネット広告がクリックされた割合を示すものですが、検索結果でクリックされた割合でもあります。クリック数を表示された回数で割った数値がクリック率となります。
例えばクリック数が100、表示回数が1,000であった場合、クリック率は10%となります。
クリック率=クリック数 ÷ 表示回数 × 100%
検索順位が1位でもクリック率が低いことがある?
検索エンジンで上位表示されることで自然検索でアクセス増加が期待できますが、極端に言うと検索順位が1位であっても100%クリックされるわけではありません。Google検索のクリック率に関する調査によると、検索結果の1位のクリック率は17.16%、2位でクリック率が9.94%、3位でクリック率が7.64%、4位でクリック率が5.31%であるという結果が出ています。
この結果からも分かるように、1位であっても20%に満たないのが現状です。
もちろん20%以上クリックされているサイト、コンテンツもたくさんありますが、同じ検索結果1位でもクリックされるサイトとされにくいサイトがあるということになります。
1位でなくともクリック率は上げられる
目的はアクセス数を増やすことですので、必ずしも検索結果が1位である必要はありません。もちろん1位である方がクリック率がアップする可能性が増えますし、1位を狙うことは必要です。
しかし、先に紹介したクリック率からも分かるように、1〜4位でクリック率のほとんどを占めているため、工夫次第では2位以下でも十分クリック率が向上する可能性があります。
タイトルを変える
検索結果で最も注目されるのはタイトルです。ユーザーはまずタイトルを見て閲覧するかどうか決めますので、タイトル次第でクリック率は大きく変わってきます。
検索結果で表示されるタイトルの文字数には限度がありますので、25〜30文字が適切な文字数となります。
タイトル付けのポイントは、ユーザーが求めている情報が掲載されていそうなタイトル、読みたくなるようなタイトルにすることです。
例えば「初心者が1ヶ月でブログのアクセス数を10倍に増やした方法」など、「初心者」というキーワードや、「数字」を入れることでユーザーをひきつけます。
スニペットを変える
スニペットというのは、検索結果のタイトルの下に表示されるサイトや記事の説明文のことです。スニペットの内容はタイトルと同じぐらい重要で、ユーザーはタイトルとスニペットを読んで閲覧するか決めます。
meta descriptionで指定した部分が検索結果でスニペットとして表示されます。
サイト、記事の内容を要約したものであるため、ユーザーが見て読みたくなる内容にすることでクリック率アップを狙います。
全角120字以内という制限がありますので、120文字以内に収まるようにします。
もちろん記事内容と関係ないスニペットにするのはNGです。