今年はe-Taxで確定申告しよう!と考えている方のためのe-Taxメリット・デメリットまとめ

今年はe-Taxで確定申告しよう!と考えている方のためのe-Taxメリット・デメリットまとめ

この記事は2020年2月27日に更新しました。

今年もそろそろ確定申告の時期が近づいてきました。確定申告は税務署に行って申告する方法と、e-Taxでネットから申告をする方法があります。今年はe-Taxで確定申告をしようと考えている方のために、e-Taxにはどんなメリット・デメリットがあるのかをまとめました。

e-Tax(イータックス)とは?

e-Taxの正式名称は国税電子申告・納税システムで、国税庁が開発・運営しています。通常、確定申告や納税は税務署に足を運んで申告を行いますが、e-Taxはオンラインでの確定申告・納税ができます。

e-Taxを利用するメリット

自宅から申告できる

e-Taxは自宅から確定申告・納税が可能であるため、税務署に足を運ぶ手間が省けます。所得税の確定申告の期限が迫ってくると税務署が混雑しますが、e-Taxは混雑に巻き込まれないので時間を無駄にしません。

24時間受け付けてくれる

税務署には開庁時間がありますし、土日祝日は閉庁しています。e-Taxは税務署の開庁時間に関係なく、確定申告の時期は24時間いつでも受け付けてくれるので、時間を気にしないで済みます。

還付金の振込が早い

還付申告を行った場合、通常なら6週間ほとかかりますが、e-Taxで申告すると、通常よりも3週間は薬還付金が振り込まれます。

添付書類の提出の省略

e-Taxでは医療費の領収書、源泉徴収票などの書類は、正しく入力していれば提出する必要はありません。これらの書類は5年間の保管義務がありますので、提出不要ですが保管は必要です。

計算ミス・入力漏れを防げる

手書きだとしっかり確認したつもりでも計算ミスや入力漏れが起こってしまいますが、e-Taxは数字を入力すると自動で計算してくれるので、計算ミスや入力漏れを防ぐことができます。

e-Taxのデメリット

初期費用がかかる

e-Taxを利用するには、カードリーダライターの購入、電子署名の取得が必要となり、4,000〜5,000円ほどの初期費用がかかってしまいます。

初年度は費用がかかりますが、カードリーダライターは翌年度も使えますし、電子証明書の有効期限は3年なので翌年はほとんど費用がかかりません。

電子証明書の取得が必要

電子証明書を発行してもらうには住民基本台帳カードが必要です。電子証明書の発行は認証局で行い、発行費用は認証局によって異なります。費用の目安は500円です。

システムが分かりにくい

e-Taxのシステムはお世辞にも分かりやすいとは言えないため、システムの分かりにくいさがよくデメリットとして挙げられます。

特別控除が廃止された

平成19年~22年までは5,000円、平成23年は4,000円、平成24年は3,000円の電子証明書等特別控除が受けられましたが、平成25年以降は廃止されてしまいました。

この記事を書いた人

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