起業家は要チェック!起業のための5つの資金調達方法

起業家は要チェック!起業のための5つの資金調達方法

起業にあたり頭を悩ませるのが資金調達です。自分で目標額を用意するのが難しい場合、融資や出資といった方法で資金調達を行います。資金調達の悩みを解決してくれる、起業家が知っておくべき5つの資金調達方法を解説します。

■日本政策金融公庫

日本政策金融公庫は政府が100%出資している政策金融機関で、個人事業主や中小企業が融資を受けることができます。普通貸付、経営環境変化対応資金、金融環境変化対応資金、新規開業資金、事業活動促進資金、女性・若者/シニア起業家支援資金、再挑戦支援資金(再チャレンジ支援融資)、中小企業経営力強化資金など、様々な融資制度があります。利用可能な事業者や融資限度額・融資期間は融資いよって異なります。事業開始から7年未満の事業者が融資の対象となっています。

■信用保証協会を利用して民間金融機関から借りる

信用保証協会は民間金融機関から融資を受けるために保証人となってくれる機関で、民間金融機関から融資を受けにくい小規模事業者や中小企業が利用できます。個人事業主の場合は、常時使用する従業員数が該当すれば対象となります。信用保証協会の審査を受ける必要がありますが、審査を通過して信用保証書が発行されると民間金融機関から融資を受けることができます。

■助成金・補助金制度に申し込む

起業や創業を支援する助成金・補助金制度があります。地方自治体ごとに実施しているので、お住まいの市区町村のホームページで助成金・補助金制度がないか確認してみましょう。助成金・補助金は融資と違って返済の必要がないので、かなり助かります。申し込み期間や募集人数などが決まっていることが多いので、現在利用できる助成金・補助金制度があれば積極的に活用しましょう。

■ベンチャーキャピタルから出資を受ける

ベンチャーキャピタルというのは、ベンチャー企業や未上場企業に投資を行っている投資会社のことです。ベンチャーキャピタルは出資した企業が株式公開した後、株式を売却することでキャピタルゲイン(株式などによる利益)を得るため、株式公開が期待できそうな企業に出資をします。ベンチャーキャピタルによって条件や投資スタンスが異なりますので、ベンチャーキャピタルについて知っておく必要があります。

■クラウドファウンディング

クラウドファウンディングは今注目を集めている資金調達方法で、ネット上で不特定多数の人に出資を募ります。資金提供の方法は寄付型、投資型、購入型に分けられます。寄付型はリターンのないタイプ、投資型は金銭的リターンが発生するタイプ、購入型は商品や作品など金銭以外でのリターンがあるタイプです。一人の出資者ではなく、多数の出資者に資金提供を募るため、一人ひとりの出資額が小さく、参加してもらいやすいのが利点です。



 

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