フリーランスが単価を安く設定すべきでない3つの理由

フリーランスが単価を安く設定すべきでない3つの理由

今回のテーマは、フリーランスが低単価で仕事を引き受けることで生じる、マイナスの影響についてです。なぜフリーランスが低単価で仕事を引き受けるべきではないのか?全てのフリーランスに知ってもらいたい、単価を安く設定すべきでない3つの理由を解説します。

低い単価で受けると以降もその単価の可能性が大

一旦低い単価で引き受けてしまうと、その次の仕事も同じように低い単価で依頼される可能性が高くなります。
交渉をしたくても一度引き受けてしまったことで、交渉を切り出しにくなります。
別の会社を紹介してもらった時も、その単価が基準となってしまう可能性があるので、低単価から抜け出しにくくなる可能性が大です。

交渉をするなら最初が肝心で、自分の中で決めている最低単価を下回っている場合は堂々と単価の引き上げを交渉しましょう。
その仕事しか状態なら引き受けざるを得ないかもしれませんが、その状況にあるなら、まずスキルアップに努めて成果物のクオリティを上げることを考える必要があります。

低単価の仕事はレベルアップしにくい

低単価の仕事でも、単価を大きく上回るクオリティで仕上げることが望ましいですが、そもそも低単価であるとモチベーションが上がりにくいため、高いクオリティで仕上げようという気持ちが起こりにくいです。
手を抜くのはいけませんが、仕事に見合うだけの報酬をもらえるかどうかはモチベーションになります。

低単価の仕事を続けているとモチベーションが上がらずレベルアップがしにくいため、自分自身のためになりません。
報酬はフリーランスの仕事のモチベーションになりますので、モチベーションを高くもってレベルアップするには高単価の仕事を受けるのが効果的です。

フリーランス全体の単価が下がってしまう

低単価で仕事を引き受けるのが当たり前になってしまうと、フリーランス全体の単価が下がってしまい、結局自分の単価も上がりにくくなってしまいます。
受注の点でみればフリーランス同士はライバルでありますが、単価の点でみれば共存関係にある言っても過言ではありません。

フリーランス業界のみならず、一社が安い価格で商品を販売しだすと価格競争によって他の会社も値下げせざるを得なくなり、共倒れになってしまうケースがよくあります。
牛丼チェーンの大手は安値競争でかなり苦しい状況になっています。

フリーランスも同じで、安売りはフリーランス全体に影響します。
値下げをするなら今回限りと念を押すなど、単価が下がらないようにしなければなりません。

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