基本的なランディングページの構成を、8つのポイントに分けて解説します。
ランディングページは一枚構成ですので、上から下にかけての流れの中で購入・資料請求へとつなげます。
①キャッチコピー
ライティングページを見てまず最初に目に飛び込んでくるのはキャッチコピーです。キャッチコピーによってお客さんの興味をひきつけます。
お客さんが抱えている悩みであったり、解決したい課題に触れたキャッチコピーは興味を持ってもらいやすいです。
②商品写真
キャッチコピーと共に、商品の写真を掲載します。ここに商品価格を記すかどうかは戦略によるので、キャンペーン中など価格でアピールしたい時は価格を記す、内容でアピールする場合はあえて価格は後回しにします。
トップに価格を掲載しないことで、価格はいくらなんだろうと興味を持ってもらい、スクロールを促す効果もあります。
③問題提起
お客さんが抱えている問題を提起、共感をしてもらうことで興味を持ってもらいます。例えば美容系の商品なら「いくつも美容液を使うのは面倒」「30代になって乾燥肌になった」など、具体的に問題を記します。
「そうそう、あるある」という共感を持ってもらうことにより、商品に興味をひきつけます。
④商品の内容
この商品を使えば問題を解決できますよ、とアピールします。商品の写真と共に商品の内容を記し、
⑤ベネフィット
その商品を使うことによって、どんなベネフィット(利益)が得られるのかを解説します。使用前と使用後の写真を掲載するなど、お客さんが使用感をイメージしやすいように工夫することで興味を持ってもらいます。
マーケティングの世界では「ドリルを売るには穴を売れ」という考えがあり、これはお客さんにとっての商品の価値を考えよという意味で、商品自体ではなく価値を売ることが商売の基本となります。
お客さんが求めているのは商品そのものではなく、商品を購入することで得られるベネフィットなのです。
⑥他社製品との違い
他社の製品と比べ、どの点が優れているのかを記します。データを用いるなど、違いが分かる資料があれば優れている点を説明しやすいです。
他社にはない、自社が独自に開発した技術を使っているなど、他社製品との比較をすることで自社製品を選んでもらえるように訴求します。
⑦お客様の声
美容系のランディングページではお客様の声がよく掲載されています。使ってみた感想や使用感などを掲載することで、効果があるのだという安心を感じてもらえます。
⑧購入ボタン
ランディングページでは最後の方に購入ボタン、資料請求ボタンを設置することが多いです。トップに購入ボタンを設置するケースも多いですが、いずれにしてもページ下部に購入ボタンを設置します。