2017年までにインドが世界第2位のスマホ大国に成長するとの予測

2017年までにインドが世界第2位のスマホ大国に成長するとの予測

インドのスマホ市場は今急成長しており、2017年までにインドが世界第2位のスマホ大国になるという調査結果が出ています。
中国、アメリカに続いてスマホ大国として成長しているインドは、今後の重要なスマホ市場となりそうです。
後半ではインドでIT産業が急成長している理由も解説します。

急成長するインドのスマホ市場

アメリカの調査会社Strategy Analytics(ストラテジー・アナリティクス)が行ったスマートフォン市場調査によると、2017年までにインドが世界第2位のスマホ大国に成長するとのことです。
2015年現在、スマホの利用者が最も多いのは中国で、2番目はアメリカという順番になっています。

2017年にはインドがアメリカを追い抜き、世界第2位のスマホ大国になること予想されています。
2015年のインドでのスマホ販売台数は1億1800万台、2017年には1億7400万台のスマホが販売されるであろうという予測です。

世界第1位の中国はというと、2015年のスマホ販売台数の予測は4億5,800万台、2017年には5億500万台が販売される見込みとなっています。
インドは急成長中ですが、スマホ大国の中国はさらにその上をいっていますね。


参考:http://www.prnewswire.com/news-releases/india-will-overtake-us-to-become-worlds-second-largest-smartphone-market-by-2017-says-strategy-analytics-300107134.html

インドのIT産業が成長している理由

インドはIT産業の成長がめざましく、日本でも多くのインド人IT技術者が活躍しています。

ではなぜインドではIT産業が成長しているのでしょうか?
よく言われているのは、インド人は数字に強いこと、英語を話す人が多いといった理由です。

しかし、実際には他に大きな理由があるとされています。
それはカースト制度の存在です。
カースト制度はすでに廃止されていますが、暗黙の了解で続いていると言われています。

カースト制度ではつける職業が限られていて、好きな職業につくことが難しい状況にあります。
しかし、ITはカースト制度が存在した時代にはなかった職業であるため、カースト制度の影響を受けずに努力すれば就ける職業となっています。
つまり、カースト制度の垣根を超えられるITだからこそ、インドではIT産業が急成長していると言われています。

カースト制度がIT産業の成長に関係しているかは見解が分かれますし、他の理由もありますのでこれはあくまでもひとつの考えですが、ITは数学と語学力に長けたインド人に向いている職業なのかもしれません。

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