この記事は2020年2月28日に更新しました。
面接での逆質問はやる気をアピールしたり、自分の強みをさりげなくアピールする絶好のチャンスです。
逆質問しなかったり、マイナスの印象をあたえる自分本位の質問でせっかくのチャンスを潰してしまわないように、面接官に好印象を持ってもらえる効果的な逆質問の事例をまとめました。
逆質問はアピールチャンスと捉え、積極的に質問しましょう!
やる気をアピールする逆質問事例
・今後どのようなスキルを身につければ、御社の仕事に役立ちますか?
・御社の開発チーム/制作チームが注目している技術はありますか?
・御社で成長する人材とは、どのような人材ですか?
・研修やキャリア開発には、どのようなものがありますか?
・御社のサービス◯◯に強い関心を抱いているのですが、もし採用して頂いた場合、そのサービスに携わる仕事に就くことは可能でしょうか?
・エンジニアやクリエイターの評価制度はどういった運用をされているのでしょうか?
・私と同年代の入社で、活躍されている方の事例があれば教えていただけますか?
・御社の強みは◯◯だと思っていますが、この強さの秘密は何ですか?
・差し支えなければ、御社が抱えている課題を教えていただけますか?
・研修やキャリア開発の機会は、どのようなものがありますか?
・早く実務をこなせるようになるために、入社前に学んでおくべきことを教えていただけますでしょうか?
【この質問のポイント】
会社や業務について具体的に質問することにより、会社に強い関心を抱いているというアピール、面接官に入社後のイメージを抱かせる効果があります。
入社前に学んでおくことを聞くのは、やる気のアピールだけでなく、経験不足を積極的にカバーする意欲があることのアピールになります。
注意点は、自分が希望している配属先にさもすでに配属が決まったかのような質問の仕方は逆効果です。
たとえば「私が希望する配属先で、私が与えられる仕事はなんでしょうか?」といった質問をすると、面接官には傲慢な態度に映ることでしょう。
本人が意図していなくても、そう感じられる質問の仕方は避けるべきです。
この質問を好印象に変えるなら、「私が希望する配属先で、私が貢献できる仕事はありますでしょうか?」といったように、謙虚な姿勢を見せるのがやる気をアピールする逆質問のポイントです。
自分の強みをアピールする逆質問
・前職で経験した◯◯は、御社で活かすことはできますでしょうか?
・体力には自信があるのですが、御社の業務でも役に立つでしょうか?
・誰とでもすぐ打ち解けられる自信があるのですが、私が希望している配属先でも活かすことができるでしょうか?
・前職で積んだ◯◯のスキルで御社に貢献できると考えているのですが、◯◯さん(面接官)のお考えをお聞かせいただけますか?
・◯◯と◯◯の技術について学んでいるのですが、御社の開発環境で利用する機会はありますでしょうか?
【この質問のポイント】
あくまでも自分の強みのアピールはさりげなく、本題は業務内容など会社についての質問であることを意識しておきましょう。
自分の経験やスキルはこういう仕事に活かせると思っているけれど、御社の業務の中で実際には役立つのだろうか、という疑問を逆質問にしてみると面接官に強みとやる気の両方をアピールできます。
してはいけない逆質問
企業理念、事業の特徴、サービス内容など、企業のサイトなどで調べればわかることを質問しても意味はありません。そればかりか、企業研究ができていないと判断され、マイナスの評価になってしまいます。
最低限の企業研究をした上で、職場の雰囲気や実際の1日の業務スケジュールなど、直接聞いてみないとわからないことを質問するようにしましょう。
先にも述べましたが、あたかもすでに働くことが決まったかのような逆質問はマイナス評価の対象になります。「いつから入社できますか?」「有給休暇はいつからつきますか?」など、自分本位の逆質問は面接官に嫌われます。
これらのNG質問と「もし内定をいただけた場合、入社までに学んでおくべきことがあれば教えてください」といった質問と比べると、謙虚さが大きな差となります。
「もし内定をいただけたら」という仮定を前提を元に、入社後の仕事などを聞く分には好印象を持ってもらいやすいです。
株式公開の時期や、ライバル企業には知られたくない次の戦略など、内情を探るような逆質問もNGです。
1日の業務スケジュールや将来のビジョンなど、求人応募者に伝えても問題はないであろう質問を考えましょう。