画像処理エンジニア検定の合格率や過去問題、申込方法

民間資格

画像処理エンジニア検定

難易度

合格率

48

受験資格 学歴、年齢等に制限なし
受験料 エキスパート5500円 ベーシック4500円

産業や学術分野のさまざまな領域において、一定の条件(開発目標・システム環境・予算・作業工程・コストなど)のもと、ソフトウェアや関連するハードウェア、システムの開発ができる能力が求められます。 そしてこの画像処理エンジニア検定ではパソコンの演算処理で画像に様々な処理を行う分野の技術を検定する試験なのです。 単に画像処理と思うかもしれませんが、もう一般に写真技術が普及してからかなりの時間が経過し、今では画像をデータとしてパソコンに保存し、その画像データに様々な処理を施して加工することも専門家だけで無く一般の家庭でもできる範囲の技術となっているのです。 そしてその画像処理のテクニックは産業や学術分野でこそその真価を発揮する技術となるでしょう。 たとえば企業内で作成した資料をさらにわかりやすくするために添付する画像を限られた範囲により克明にわかりやすくするために画像処理を応用したり、学術での発表資料にも研究内容がよりわかりやすく画像を加工することはすでに当たり前のこととなってきています。 しかし、いくら画像処理が一般的に普及しているからと言って、元の画像よりも高品質に加工する高度な画像処理が誰にでもできるわけではありません。 画像処理エンジニア検定は産業や学術分野で応用できるレベルで画像関連の様々なハードウェアやソフトウェアを扱えるだけの知識と技術を持っている事を証明するための資格なのです。 さらには肖像権や知的財産権などにも大きく影響する画像データを加工することになるので、そうした権利関連の知識も試されることになるでしょう。

試験内容

工業分野、医用、リモートセンシング、ロボットビジョン、交通流計測、バーチャルスタジオ、画像映像系製品などのソフトウェアやシステム、製品などの開発を行うための知識を測ります。 ○エキスパート  画像処理の技術に関する専門的な理解と、ソフトウェアやハードウェア、システムの開発に知識を応用する能力を測ります。 ・画像入出力と画像生成モデル  画像入出力装置としての役割や画像を生成するための幾何学的モデルや光学的モデルなどについての知識 ・画素ごとの濃淡変換  明るさやコントラストの変換、カラー情報の交換など画像を画素ごとに変換できることについての知識 ・フィルタリング処理と復元  平滑化、エッジ抽出、鮮鋭化、モザイク処理などの空間フィルタリングや周波数領域で画像を処理することについての知識 ・幾何学的変換  画像の線形変換や幾何学的変換、画像の幾何学的変換の応用としてのイメージモザイキングなどについての知識 ・領域、パターン、図形の検出・認識  画像の領域特徴量を利用する領域分割処理や画像を利用したパターン認識の原理、パターン認識のための特徴選択などに関する知識 ・動画像処理、空間情報処理、画像符号化  動画像に対するさまざまな処理や3次元空間情報を取得する手法、画像の圧縮や符号化などに関する知識 ・画像処理応用、システム、規格  さまざまな分野で画像処理の技術が応用されていることの理解と、各応用例について利用されている画像処理の要素技術などについての知識 ・知的財産権  知的財産権についての基本的な知識 ○ベーシック  画像処理の技術に関する基礎的な理解と、プログラミングなどに知識を利用する能力を測ります。 ・ディジタルカメラモデル  ディジタルカメラモデルとビジュアル情報処理の原理を対応づけて理解する知識 ・画像の濃淡変換とフィルタリング処理  画像の濃淡変換に関する各種処理技術についての知識 ・画像からの情報の抽出  画像から情報を抽出するための主要な方法についての知識 ・入出力と伝送・蓄積のための処理  画像の入力、伝送、蓄積および出力に関わる処理に関する基本的な知識 ・システムと規格  一般的なコンピュータシステム、ビジュアル情報処理、CG専用システム、周辺機器の知識 ・関連知識

申し込み方法

Webサイトからのオンライン申込、または郵送での申込

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